先月ピアノのコンクールに出場してきました。ピアノを始めて2年と3ヶ月。
まさか自分がコンクールに出るとは、弾き始めた当初は夢にも思いませんでした。
会社の同期と一緒にエントリーです。彼はピアノ歴10年以上、、
前日から緊張で眠れないと言うこともなく、
起きていつもと同じようにルーティンをこなし
会場に向かいました。会場についても緊張はそんなにしない。
なんか思ってたより会場ちっちゃいな。。
そんなことを思っていたり笑
しかし自分の演奏の順番が近づいてくると、ソワソワし始めます。
控室で待っている間に徐々に押し寄せるプレッシャー、、
見事な演奏で、弾き切るライバルたち。
僕も準備のため移動。
控室で用意していたジャケットに着替えます。
がしかし、、
あるはずのワイシャツがないことに気が付く。
白シャツオンジャケットでもいいかな。いやでも、コンクールだよ。どうしよう、、
頭をフル回転。
結局、すでに演奏を終えていた同期にシャツを借りに行き
バタバタで着替える。
急いで髪をセットしていると前の2人が棄権で、気がついたら僕の番。名前を呼ばれます。
慌ててピアノの前に行きますが、椅子の高さ調整ができない、、
色々ちゃんと準備しとけ、俺。。。
結局スタッフに高さを変えてもらいました。(ありがとうございます)
あれだけ一生懸命に考えた前奏文の紹介も耳には届かない。
なんかふわふわした感じ。
それではどうぞ!♫
ここだけ聞こえた。
弾き始め、緊張で指が震える。30秒くらい、自分の手じゃない感じ。
楽しもう♫
やっといつもの自分。スタインウェイと。
そのあとは何より大きなホールに響く演奏を楽しみました。
演奏が終わった後の大きな拍手は忘れられません。
演奏後自分の演奏のことはほとんど覚えていませんでした。
不思議な感覚です。
それだけの緊張感の中弾いていたんだなと。
社会人になってここまで緊張する場を経験したのは始めてて
本当に貴重な経験でした。
演奏後に同期が控え室に来てくれて、
今日愛の夢弾いてる出場者の中で一番よかったと
言ってくれたのがとても嬉しかったです。(いつもはとても辛口なのに。笑)
県外から演奏を聴きにくれた実家の家族、そして妻。
一緒に出た会社同期の家族も来てくれていました。
気になる結果は、、、
優秀賞をいただけました。
ずっと目標としていた全国大会への出場の権利も。
まずはほっとしています。
と言うものもYoutubeでド素人がピアノコンクールで入賞するまで〇〇日
と偉そうにカウントダウンしときながら、
何ももらえなかったどうしようと言うプレッシャーもあったからです。笑
自己採点は85点。もちろんミスもありましたが、全体を通して安定し、
何より最後まで弾き切った自分を褒めてあげたいです。
僕より経験豊富な方でも途中で演奏が止まってしまった方も。
一発勝負の難しさを身をもって感じました。
賞をいただけたことはもちろん嬉しかったのですが、正直に言うと悔しさもありました。
ペダリングが上手くいかなかったこと。一番取れなかったこと。
もっと一音一音丁寧に考えながら、地道に一歩ずつ練習していきます。技術、表現力を上げる!
全国大会はさらに大きなホールで、予選を勝ち上がってきた
みなさんと一緒に弾けることに今からワクワクしています。
こんなにもハマるピアノのに出会えて本当に良かったです!
こちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。
練習頑張るぞ!
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